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読者からのゲーム


このゲームはGenkiEnglishの読者から頂きました。授業でやってみて、ぜひ感想を教えてください!

あなたもいいゲームや教えるアイデアがあれば、ぜひ皆と共有にしてください


Celebrity Racers


作者:Jennifer Willett
レベル:中学生
ターゲット:身近な英語全般
人数:大人数

私はこのゲームを生徒が自己紹介するときに使っていますが、一旦ゲームの要領を教えたら質問を変えることもできると思います。最初は説明に手間取りますが生徒の受けは良かったですし、とても応用がききます。

このゲームの一番良い点はクラス全員が喋って短い会話ができることです。

またこのゲームは(どのくらい時間を取ったら良いかわからなくても)誰が進んでいるかを見ながらどの時点で終わらせることもできます。

得点システム
1年生にはGenki Englishのサルと木の得点システム(GEホームページのBanana Tree Game参照)を使いました。2、3年生にはイギリスの著名人(女王は必ず入れて下さい。というのも子どもたちは皆彼女が陽気な人物に見えるらしく誰だか見当がつかなかったからです。)を使い、それぞれの人物の目標となるものを与えました(例 女王には冠、ベッカムにはゴール、ハリーポッターには箒、ケイト・ウインスレットにはオスカー像、ケリー・ホームズには金メダル、リアム・ガラガーにはフィッシュアンドチップス)。もし紙に得点システムを描いて裏にマグネットを貼れば、授業中絵を描く時間が省け、紙で作った木や著名人の列の横に得点に合った目盛りをつけていくだけで良いのです。私は2、3年生用に著名人とその人に合った目標物の画像をインターネットからダウンロードし、1年生用には紙に描いたバナナの木と猿の写真を使いました。
各列に著名人を1人ずつ割り当て、その絵を黒板に張ります。4個かそれ以上の目盛りを人物からその目標まで一列に並べます(目盛りひとつが1点です)。チームが得点するごとにそのチームの著名人がひと目盛りずつ目標に近づきます。

ゲーム
*生徒に得点のシステムを説明します。クラスを6のチーム(1列1チーム)に分けます。他の生徒になったつもりで声も変えて下記のゲームを一度行います(恥ずかしがり屋の生徒を困らせなように注意)。

*ターゲットの問いと答えを黒板に書いて2回ほど練習した後ゲームに入ります。

*生徒は全員立ち、教師が"Go!"と言ったら最前列の生徒が後ろの生徒にターゲットの問いを尋ねます(例 "Do you like sushi?")。2番目の生徒はターゲットの答えを言います(例  "Yes, I do."/"No, I don't")。次に2番目の生徒は後ろの生徒に"Do you like sushi?"と同じ質問をし、3番目の生徒が答えます。同様にQ&Aをリレーしていきます。

*列の最後の生徒は質問に答えたら列の先頭まで走り、先頭の生徒に質問をします。先頭の生徒が答えたら最後の生徒は自分の席まで戻り、列の生徒全員が着席します。
一番早かった列が1ポイント獲得します。

*勝った列のサルまたは著名人をひと目盛り分、木を上らせたり目標に近づけたりします。

*新しい質問で再び競争です。説明と質問9こでだいたいどのクラスも30分とれば十分でしたが、生徒がやり方を覚えてしまえばぐっと早くなるでしょう。私は学年ごとに質問を変えましたがどの学年でも最初は"What's your name?"にしました。そうするとやり方を理解する機会になるからです。

*いずれかの列のサル(著名人)が目標に到達したらその列が勝者となり、全員シールをもらえます。もし、時間切れになってしまった場合は一番進んだ列にごほうびを与えます。同点の列が出た場合はじゃんけんをさせる(または双方にシールをあげてしまうという手もあります)。

*注意*もし列の人数にバラツキがある場合(例えば6人列が5つで1列だけ5人という場合)、少ない列も他の列と同時に終わるよう人数を調整します。私は最前列の生徒が一番後ろの生徒の質問に答えた後、再び2番目の生徒に対して質問をさせ、2番目の生徒が答えたら全員座るというようにしました。

このゲームは生徒の話すスピードを上げるのに効果がありますが、以下の点に配慮が必要です。
a)生徒の安全に気を配ること。バッグなどは机の下に入れさせ安全に教室内を行ったり来たりできるようにします。

b)どの列が早かったかを見逃さないこと。(判定が困難な場合はじゃんけんで勝者を決めます)

c)比較的簡単に答えられる質問を使うこと。Q&Aを黒板に残し、必要に応じて生徒が見られるようにします。

授業に対して冷めているうちのむっつり3年生に対し、私は列に番号を振り、サイコロで1列選んでみんなの見ている前でゲームをさせました。というのも彼らのやり方に任せておくときちんとやらないからです。仲間の前でやることに対する照れくささで彼らは早く席に戻りたいがため素早くゲームを行おうと頑張ることになりました。
これを何回かやると生徒は一斉にゲームができることに大喜びしてきちんとやるようになりました。
この方法はGenki的アプローチとは言えなかったかもしれませんが、何もやりたがらなかった生徒達が今ではそっとしておいて欲しければちゃんと活動をするしかないということを承知しています。

生徒は大変楽しみ、このゲームを行った全員が9つの質問と答えを大きな声で数回(練習の時とゲームで)言いました。これはクラス全員がたくさん話したということになります。


作者:Jennifer Willett
翻訳: Akimama




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